リラックスタイムを充実させたい方へ|SUGAR RAYが贈る究極のサマーサウンド集『LITTLE YACHTY』を紹介

リラックスタイムを充実させたい方へ|SUGAR RAYが贈る究極のサマーサウンド集『LITTLE YACHTY』を紹介 音楽レビュー
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ちゃちゃ丸

40代の普通のサラリーマン|70年代の初期パンク、PUBロック、ガレージ・ロック好き|愛犬はアメリカン・コッカー・スパニエル|購入を考えている方に向けてブログを書いています!参考になれば幸いです!

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今回は夏の暑さで疲れた心に、爽やかな音楽をご紹介します。
今日は約10年ぶりにリリースされたSUGAR RAYの最新アルバム『LITTLE YACHTY』をご紹介します。
「Fly」や「Every Morning」で一世を風靡した彼らが、久しぶりに届けてくれた24分間の音楽的バケーション。

きっとあなたの夏をもっと楽しいものにしてくれるはずです。

ジャケットデザイン

音楽スタイル

ラップロックやヘヴィメタル色が強い初期時代から、「Fly」の大ヒットを契機にポップで爽やかなサマーロックへ変化。
アコースティックギターを用いたメロディアスな楽曲と、レゲエやヒップホップなど異ジャンルのエッセンスをミックスするのが特徴です。

おすすめポイント3選

①カリフォルニア発の陽気なサマーミュージックがお好きな方。

②Sugar Rayらしい陽気なサウンドで昔からのファンにも、新しいリスナーにも“気軽に楽しめる”アルバム。

③リラックスタイムに最適な「音楽的ヴァケーション」を味わえます。

Little Yachty

アルバム基本情報

作品名:LITTLE YACHTY
アーティスト名:SUGAR RAY
発売年:2019年
レーベル:BMG
総再生時間:24分09秒
収録曲数:11曲

作品紹介

このアルバムは、2019年にリリースされた約10年振り7枚目のアルバムです。

アルバム制作のきっかけは、フロントマンのMark McGrath(Vo.)がアメリカの人気TV番組「Celebrity Big Brother」に出演し、番組用の撮影でスタジオに入ったこと。
ギタリストのRodney Sheppard(Gt.)、ドラマーのDean Butterworth(Dr)がジャム・セッションをしたことが、アルバム制作のスタートとなりました。
最初の新曲「Highest Tree」はこのセッションから生まれました。

代表曲は「Make It Easy」。軽やかなギターリフで始まるこの曲は、まさにバンドの真骨頂ともいえる常夏・お気楽サウンドです。
他にも「Highest Tree」「Good Good Lovin」など、夏にぴったりのリラクシンな楽曲が並びます

Sugar Rayらしい陽気なサマーソング集で昔からのファンにも、新しいリスナーにも“気軽に楽しめる”アルバムです。

■収録曲
1.Highest Tree
2.Coconut Bay
3.Good Good Lovin
4.Trouble
5.Sunday Love
6.Perfect Mornings
7.All of the Time
8.What the World Needs
9.Make It Easy
10.Escape(The Pina Colada Song)
11.California Gold

Little Yachty

バンド概要

1986年にカリフォルニア州オレンジ・カウンティで結成されたアメリカの4人組ロックバンドです。

当時は、「SHRINKY DINX」というバンド名で活動しておりましたが、1994年にアトランティック・レコードとの契約を機に現在の「SUGAR RAY」に改名しました。

1995年にリリースされた彼らの1stアルバム「LEMONADE AND BROWNIES」で、ラップやパンクをMIXしたミクスチャーサウンドを武器に華々しくデビューしました。 この作品は、粗削りながらも個性ある作品として一部で評価されましたが、商業的成功には至りませんでした。

転機となったのは1997年の2ndアルバム『FLOORED』の収録曲「Fly」が大ヒットし、バンドは一躍メジャーに。 ポップ、レゲエ、ヒップホップを融合させた軽快なサウンドは、それまでのハードロック路線から一転したもので、多くのリスナーを驚かせました。
このヒットを受けて、Sugar Rayは音楽スタイルをよりラジオフレンドリーでキャッチーなポップロック路線にシフトチェンジしました。

1999年にリリースされた3rdアルバム「14:59 」がなんと、トリプル・プラチナに輝きバンド最大のヒット作となりました。 このアルバムには、「Every Morning」(Billboard Hot 100・3位)、「Someday」(同・7位)が収録されてます。

2001年の4thアルバム『SUGAR RAY』、2003年の『IN THE PURSUIT OF LEISURE』は一定のセールスを記録しましたが、かつての勢いには届かず。音楽業界のトレンドが変わる中で、SUGAR RAYは徐々にメディア露出が減少していきます

2005年以降はメンバーの脱退も続き、バンドは事実上の活動休止状態になりました。

2009年、6年ぶりとなるアルバム『MUSIC FOR COUGARS』をリリース。これにより再始動を果たしますが、過去のような大きな注目は集まりませんでした。

2019年には10年ぶりのアルバム『LITTLE YACHTY』をリリースするなど、現在も活動を続けています。

■スタジオアルバム
・1995年:Lemonade and Brownies
・1997年:Floored
・1999年:14:59
・2001年:Sugar Ray
・2003年:In the Pursuit of Leisure
・2009年:Music for Cougars
・2019年:Little Yachty

■主要メンバー
Mark McGrath(Vo.)
Rodney Sheppard(Gt.)
Dean Butterworth(Dr.)
Kristian Attard(Ba.)

個人的感想

このアルバムを初めて聴いた時、まず感じたのは「懐かしさ」と「安心感」でした。

10年のブランクを感じさせない、相変わらずの軽やかさとポジティブなエネルギー。Mark McGrathのボーカルにも大人の余裕を感じるサマーソングたちです。
特に印象深かったのは「Make It Easy」。シンプルなギターリフから始まるこの曲は、まさにSUGAR RAYの真骨頂で、聴いているだけで肩の力が抜けていきます。

24分という短い再生時間も絶妙です。忙しい日常の隙間時間に「音楽的バケーション」を味わうのにちょうどいい長さ。聴くと一瞬でカリフォルニアの海辺にいるような気分になれます。

このアルバムを聴いて改めて思ったのは、SUGAR RAYの音楽の持つ「普遍性」です。
トレンドに左右されない、シンプルでストレートな楽しさ。複雑化する現代社会だからこそ、こういう音楽の価値が際立つのかもしれません。『LITTLE YACHTY』は、音楽が持つ「癒し」の力を改めて教えてくれる、そんな作品だと感じました。

気になる方はコチラ


Little Yachty

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