U.Kパンクロックの幻の宝石 :『THE FITS PUNK COLLECTION』を紹介

U.Kパンクロックの幻の宝石 :『THE FITS PUNK COLLECTION』を紹介 音楽レビュー
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ちゃちゃ丸

40代の普通のサラリーマン|70年代の初期パンク、PUBロック、ガレージ・ロック好き|愛犬はアメリカン・コッカー・スパニエル|購入を考えている方に向けてブログを書いています!参考になれば幸いです!

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パンクロックファンのみなさまに、THE FITSの必聴アルバム『THE FITS PUNK COLLECTION』をご紹介します。このアルバムは、1995年にリリースされた27曲入りの編集盤で、彼らの代表曲を網羅しています。
THE FITSの魅力的な3つの特徴をお伝えしますので、ぜひ一度聴いてみてください。

ジャケットデザイン

アルバム名

THE FITS PUNK COLLECTION

アーティスト名

THE FITS

音楽スタイル

エネルギッシュなパンクロックで、速いテンポと歪んだギターサウンドが特徴。社会的・政治的なメッセージを含む歌詞も魅力です。

おすすめポイント3選

  1. エネルギッシュなサウンド
    THE FITSの音楽は、まるで暴走する列車のようなエネルギーを持っています。速いテンポと歪んだギターサウンドが特徴で、聴いていると自然と体が動き出し、頭を振ったり足でリズムを刻んだりしてしまうこと間違いなし!彼らの楽曲は、ライブで聴くとその迫力がさらに増し、観客を一瞬で巻き込む力があります。
  2. キャッチーなメロディ
    パンクロックの激しさの中にも、心に残るメロディがあります。これはまるで荒野に咲く一輪の花のよう。周りの厳しい環境(激しい音楽)の中でも、美しいメロディが存在感を放っています。聴いた後には、思わず口ずさんでしまうようなフレーズが多く、何度もリピートしたくなる魅力があります。
  3. 社会的・政治的メッセージ
    THE FITSの歌詞には、鋭い社会的・政治的な視点が込められています。彼らは音楽を通じて、聴く人に考えさせる鏡の役割を果たしています。社会問題や個人の感情について深く掘り下げた歌詞は、ただのエンターテインメントに留まらず、聴く人々に強いメッセージを伝えます。 以上がTHE FITSの魅力的なポイントです。エネルギッシュな演奏とキャッチーなメロディ、そして深いメッセージ性が融合した彼らの音楽は、一度聴いたら忘れられない体験になることでしょう。ぜひ一度、その音楽に触れてみてください!

アルバム紹介

このアルバムは、Rondelet Recordsからリリースされた彼らのデビューLP『You’re Nothing You’re Nowhere’』に、シングル曲”Burial”、”The Last Laugh”、”Tears Of A Nation”、”Action”、”Fact Or Fiction”を追加した27曲を収録した編集盤です。
バンドの活動期間が短いため主要な曲はこのアルバムで聞けます。
サウンドは粗削りなハードコアで、前のめりで勢いが物凄い!
時折キャッチーなメロディーが心打たれます!

■概要
リリース年:1995年
収録時間:74:40
レーベル:Rondelet Records

■収録曲
1.Listen To Me
2.Odd Bod Mod
3.Crawlers
4.Burial
5.Straps
6.Nothing And Nowhere
7.Too Many Rules
8.Disease
9.Man At Dawn
10.Cats Dinner
11.Prostitute
12.Makes Me Wanna
13.I Don’t Need It
14.The Time Is Right
15.You Named Us
16.Jumping Jack Flash
17.Last Laugh
18.Different Way
19.Nothing To Prove
20.Tears Of A Nation
21.Bravado
22.Breaking Point
23.Peace And Quiet
24.Action
25.Achilles’ Heel
26.Fact Or Fiction
27.Give Away

バンド概要

1972年にイギリスのブラックプールで結成された4人組パンク・バンド。
地元で精力的に活動をし、1980年に自主制作のシングル『You Said We’d Never Make It』をレコーディングをしました。
このシングルは、地元の中古レコード店主であるBarry Lightsが店頭で販売して1,500枚を完売させました。
このことで注目を集め、最終的にはパンク・チャートでも2位を記録し、イギリスのパンクシーンにおいて注目を浴びました。
名度が上がるにつれ、UK Subsなどの パンクバンドのサポートアクトとしてイギリス中を回るようになりました。
実力も認められ、1981年11月にRondeletレーベルと契約しました。
1982年12月にリリースした「The Last Laugh EP」はUKインディーチャート44位まで上昇しました。
このEPの成功によりMick Crudge(Vo)とSteve Withers(Gt)はブラックプールからロンドンに移住しました。
しかし、同年5月と8月にKev Holliday(Dr)とAndy Baron(Ba)が脱退しました。

■バイオグラフィー
・“You Said We’d Never Make It”(1980)
・“Think For Yourself”(1981)
・The Last Laugh EP(1982)
・“Tears of a Nation”(1983)
・“Pressed for Cash” (1984)
・“Action” (1984)
・“Fact or Fiction” (1985)
・Lead On EP (2013)
・”Son of a Gun” (2013)
・”The Visitor” (2014)
・Too Many Rules (1997)
・Offerings at the Altar (2015)

■主要メンバー
・Mick Crudge(Vo)
・Steve Withers(Gt)
・Andy Baron(Ba)
・Kev Holliday(Dr)
・Ricky Mcguir(Ba)
・Tez Mcdonald(Dr)

まとめ

THE FITS PUNK COLLECTIONは、パンクロック界の “幻の宝石” と呼ばれる必聴アルバムです。エネルギッシュなサウンド、キャッチーなメロディ、社会的メッセージ性が融合した、魅力あふれる作品です。

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