メロディーの宝庫!The Three O’Clockの『SIXTEEN TAMBOURINES』を紹介

音楽レビュー
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ちゃちゃ丸

40代の普通のサラリーマン|70年代の初期パンク、PUBロック、ガレージ・ロック好き|愛犬はアメリカン・コッカー・スパニエル|購入を考えている方に向けてブログを書いています!参考になれば幸いです!

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冒頭

1980年代初頭、ロサンゼルスで結成された4人組バンド、The Three O’Clock。彼らのデビューアルバム『SIXTEEN TAMBOURINES』は、サイケデリックなギターサウンドにポップな要素を融合させた、まさに”メロディの宝庫”と呼べるアルバムです。

ジャケットデザイン

表ジャケット
裏ジャケット

アルバム名

SIXTEEN TAMBOURINES

アーティスト名

THE THREE O’CLOCK

音楽スタイル

ネオ・アコースティックとニューウェイブを掛け合わせたようなサウンドのバンドです。

カラフルでキャッチーなメロディーとサイケデリックなギターサウンドに、パワーポップやポストパンクの要素を融合させたサウンドが特徴です。

ボーカルのMichael Quercioの甘い歌声と透明感のあるギターが印象的で、Byrdsの影響を受けた爽やかさが感じられます。

おすすめポイント3選

  1. キラキラと輝くメロディーと透明感のあるギターサウンド
    The Three O’Clockの楽曲は、甘く美しいボーカルと、サイケデリックでありながらも爽やかなギターサウンドが特徴的です。特に「And So We Run」のようなキャッチーでキラキラとした楽曲が印象的です。
  2. 多彩な編曲と楽器使い
    このアルバムではトランペットやサックス、チェロなど、様々な楽器が使われており、ネオアコと呼ばれるバンドサウンドにアコースティックな要素が融合した、独特の世界観が生み出されています。
  3. パワーポップ調の楽曲
    EPではパワーポップ色の強い楽曲が多数収録されており、「When Lightening Starts」や「With Cantaloupe Girlfriend」などが特に心地よいギターサウンドと共に印象的です。アップテンポでキャッチーなメロディが特徴的です。

The Three O’Clockとは?

The Three O’Clockは、BEATLESやBYRDSのサイケデリックロックを80年代的にアップデートした、いわゆる”ペイズリー・アンダーグラウンド”を確立したバンドです。

ボーカルのMichael Quercioを中心として、キャッチーなメロディとサイケデリックなサウンドが特徴的。80年代のニューウェーブやポストパンクの影響も受けています。

アルバム紹介

このアルバムは、1982年と83年にリリースしたEP + 1stアルバムをコンパイルした編集盤です♪

甘い歌声に透明感のあるギターに爽やかさなメロディーが印象的♫
また、トランペットやサックスやチェロまで駆使して、独特の世界観を作り出しているのが本当に面白いです❗️

「And So We Run」なんてメロディーとギターがキラキラし過ぎです🤩

「Tomorrow」は初めのメロディーから名曲だと確信が持てる曲調!

EPはネオアコよりパワーポップぽい曲が多いです!
「When Lightening Starts」が最高です!
これぞパワポ的な曲でギターの音色が心地良い!

「With Cantaloupe Girlfriend」「I Go Wild」「Around The World」名曲です!

■アルバム情報
リリース年:1991年
レーベル:Frontier Records
収録曲数:16曲
収録時間:52:08

■収録曲
1.Jetfighter
2.Stupid Einstein
3.And So We Run
4.Fall To The Ground
5.A Day In Erotica
6.Tomorrow
7.In My Own Time
8.On My Own
9.When Lightening Starts
10.Seeing Is Believing
11.With Cantaloupe Girlfriend
12.I Go Wild
13.Marjorie Tells Me
14.Sorry
15.As Real As Real
16.Around The World

バンド概要

1980年代初頭にロサンゼルスで結成された4人組ギターポップ・バンドです。

BEATLESやBIRDSのサイケデリックロックを、80年代のサウンドに落とし込んだいわゆる「ペイズリー・アンダーグラウンド」のムーヴメントを確立した重要バンドです。

主要メンバーはMichael Quercio(Vo./Ba.)で、彼はベースとボーカルを担当。 バンドの音楽性は、カラフルでキャッチーなメロディとサイケデリックなギターサウンドにパワーポップ、ポストパンクの要素を融合させたサウンドが特徴です。

1982年にデビューアルバム「The Three O’Clock Arrive Without Traveling」をリリースし、その後もいくつかのアルバムを制作しました。代表曲には「Jet Fighter」や「With a Cantaloupe Girlfriend」があります。 1stアルバムと2ndアルバムは、ギターポップ調でしたが、3rdアルバム以降は、ニューウェーブや打ち込みサウンドに路線変更しています。
また、一時期あのジェイソン・フォークナーが在籍していたバンドとしても有名です。

The Three O’Clockは、ロサンゼルスの音楽シーンで活動し、特にパワーポップやサイケデリックポップの愛好者から支持を受けました。

◾️主要メンバー
・Michael Quercio(Vo./Ba.)
・Danny Benair(Dr./Vo.)
・Mike Mariano(Kye./Vo.)
・Louis Gutierrez(Gt./Vo.)

まとめ

『SIXTEEN TAMBOURINES』はネオアコやサイケデリック、パワーポップなど、様々なジャンルの要素が詰まった名作。
メロディ、サウンド、編曲のどの面でも高い完成度を誇り、The Three O’Clockの魅力が存分に詰まった一枚です。
ネオアコやパワーポップ好きにはぜひ聴いていただきたい1枚です。

気になる方コチラ


Sixteen Tambourines / Baroque Hoedown

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