90年代メロコアの原点にして最高傑作、不朽の名盤のLAGWAGON「DUH」を紹介

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ちゃちゃ丸

40代の普通のサラリーマン|70年代の初期パンク、PUBロック、ガレージ・ロック好き|愛犬はアメリカン・コッカー・スパニエル|購入を考えている方に向けてブログを書いています!参考になれば幸いです!

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今回は私が人生で何度も繰り返し聴いてきた、パンクロック史に残る傑作について紹介します。Fat Wreck Chordsが世に送り出した最初の契約バンドであり、90年代メロディックハードコアパンクの礎を築いたLAGWAGONのデビュー作「DUH」です。
たった4日間で録音・ミックスが完了したという伝説のアルバムは、30年経った今でもその輝きを失っていません。28分余りの疾走感溢れるサウンドの中に、パンクの熱量とメロディの美しさが見事に調和した名盤を、ぜひあなたのコレクションに加えてみてください。

Duh

ジャケットデザイン

音楽スタイル

突っ走るビートのパンクサウンドに、哀愁漂うギターリフとキャッチーなメロディを組み合わせたスタイルが特徴のメロコアです。
彼らの音楽は、パンク、スカ、スケートパンクといったジャンルの融合させた、90年代のメロディックハードコアパンク・ブームを代表するサウンドです。

おすすめポイント3選

①NOFX直系のファスト&メロディックが好きな方にはおすすめです。

②胸が熱くなる名曲「Angry Days」を収録。

③NOFXやNO USE FOR A NAME、FACE TO FACEなどのバンドのファンにおすすめです。

Duh

アルバム基本情報

作品名:DUH
アーティスト名:LAGWAGON
発売年:1992年
レーベル:Fat Wreck Chords
総再生時間:28分61秒
収録曲数:14曲

作品紹介

1992年にリリースされた1stアルバムです。
このアルバムはバンドの代表作であり、90年代西海岸パンクの代表作でもあります。
プロデューサーはFat Wreck Chordsの代表でもあるFat Mike(NOFX)です。
レコーディングとミックスは計4日間で完了した逸話が残っています。
Fat Wreck Chordsにとってもっとも売れた作品です。
2011年にはデモ・トラック、B-サイド・トラック、アウト・テイクを加えた2枚組で再発されました。  

■収録曲
1.Tragic Vision
2.Foiled Again
3.Bury the Hatchet 
4.Angry Days
5.Noble End
6.Child Inside
7.Bad Moon Rising (Creedence Clearwater Revival )
8.Beer Goggles
9.Inspector Gadget 
10.Parents Guide to Living
11.Mr. Coffee
12.Of Mind and Matter 
13.Stop Whining
14.Lag Wagon

Duh

バンド概要

JOEY CAPE (Vo.)率いるアメリカ出身の5人組メロディックハードコアパンク・バンド です。

1989年:「SECTION 8」というバンドを結成。
1990年:「LAGWAGON」にバンド名を改名。
1992年:NOFXのFatが率いるFat Wreck Chordsの初のバンド契約をし同年にデビューアルバム「DUH」をリリース。
1994年:セカンドアルバム「「Trashed」をリリース。同年にGREEN DAY、THE OFFSPRING、RANCID、NOFX、BAD RELIGIONの作品が軒並みヒットした事でアメリカの西海岸でメロコアムーブメントが巻き起こりました。また、Vans Warped Tourにも参加し、よりLAGWAGONにも注目が集まるようになりました。いくつかの大手レーベルからオファーを受けるも現在までFat Wreck Chordsの看板バンドとして活動を続けています。
1995年:3rdアルバム「Hoss」をリリース。彼らの代表作となりました。
1996年:バンドの初期のメンバーであるDerrick Plourde(Dr.)が脱退。
1997年:4rdアルバム「Double Plaidinum」をリリース。
2000年: 一時活動休止。フロントマンのJoey Capeが他プロジェクト(Bad AstronautやMe First and the Gimme Gimmes)に参加。
2003年:再始動し、6thアルバム『Blaze』をリリース。
2005年:7th「Resolve」をリリース。
2014年:8th「Hang」をリリース。
2019年:9thアルバム『Railer』をリリース。

95年の初来日時にはHI-STANDARDと敢行して、日本人にも馴染み深いバンド。

■主要メンバー
Joey Cape (Vo./Gt.)
Chris Rest (Gt.)
Joe Raposo (Ba.)
Dave Raun (Dr.)
Derrick Plourde (Dr.)

まとめ

LAGWAGONのデビュー作「DUH」は、単なる古いパンクアルバムではありません。それは90年代メロコアムーブメントの始まりを告げる重要な作品であり、今なお色褪せない音楽的価値を持つ宝物です。
たった4日間で録音されたとは思えない完成度の高さ、Fat Mikeのプロデュースによる洗練されたサウンド、そして何より「Angry Days」に代表される胸を打つメロディラインは、初めて聴く人をも虜にする魅力に溢れています。

NOFXやNO USE FOR A NAME、FACE TO FACEといった同時代のバンドを愛する方はもちろん、現代のパンクロックやメロディックハードコアに興味を持つ方にとっても、このアルバムはコレクションの基礎となる一枚です。

2011年に再発された2枚組エディションには、デモやB面曲、アウトテイク音源も含まれており、より深くバンドの創造性に触れることができます。メロコアの源流を辿るなら、LAGWAGONの「DUH」から始めてみてはいかがでしょうか。あなたのロック体験が一層豊かになることを約束します。

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Duh

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