90年代パンク不朽の名盤 – Rancidの『…And Out Come the Wolves』を紹介

90年代パンク不朽の名盤 - Rancidの『…And Out Come the Wolves』を紹介 音楽レビュー
この記事を書いた人
ちゃちゃ丸

40代の普通のサラリーマン|70年代の初期パンク、PUBロック、ガレージ・ロック好き|愛犬はアメリカン・コッカー・スパニエル|購入を考えている方に向けてブログを書いています!参考になれば幸いです!

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今回は、90年代パンクシーンを席巻した、Rancidの名盤『…And Out Come the Wolves』をご紹介します。音楽への情熱と反逆の精神が詰まったこの作品は、単なるアルバム以上の存在。音楽ファンの皆さん、一緒に素晴らしいサウンドの世界に飛び込みましょう!

ジャケットデザイン

アルバム名

…And Out Come the Wolves

バンド名

Rancid

音楽スタイル

70年代のオリジナル・パンクや、ハードコア・パンク、スカ、レゲエからの影響を色濃く受け、攻撃的でシンプルなストレートなサウンドにホーンセクションを取り入れた音楽が独自性を出しております。
速いテンポ、エネルギッシュなギターリフ、そして、カリフォルニアのストリートカルチャーから影響を受けたサウンドは都市的であり荒々しいところが魅力です。

おすすめポイント3選

①バンドのライブでもお馴染みの名曲がズラリと収録。

②Tim ArmstrongとLars Frederiksenのツインボーカル。

③パンク、スカ、ハードコア、レゲエの要素を巧みに融合させ、従来のパンクロックの枠を超えた独創的な音楽性。

アルバム紹介

1995年にリリースされた3rdアルバムであり、90年代の音楽シーンに大きな影響を与えた作品です。

このアルバムは、Rancidのキャリアにおいて重要な作品の一つであり、パンクロックの名盤の一つとされています。
今も多くのパンク・ロックファンに愛された作品です。

アルバムの冒頭曲「Maxwell Murder」からやられます。
「The 11th Hour」「Roots Radical」「Time Bomb」「Lock, Step & Gone」「Junkie Man」「Listed M.I.A」「Journey to the End of the East Bay」「You Don’t Care Nothin」「The Way I Feel」は超絶名曲です。

「Olympia, Wa」「Old Friend」は心地よいスカパンクサウンド。
「Ruby Soho」はライブの最初か最後に必ず演奏する皆んなが大好きな名曲です。
これだけ名曲揃いのアルバムも珍しく、まだ聞いた事のない方は絶対に聞いた方が良いです。

■概要
リリース年:1995年
収録時間:49分39秒
レーベル:Epitaph Records

■収録曲
1.Maxwell Murder 
2.The 11th Hour 
3.Roots Radicals 
4.Time Bomb
5.Olympia WA.
6.Lock, Step & Gone 
7.Junkie Man
8.Listed M.I.A.
9.Ruby Soho
10.Daly City Train
11.Journey to the End of the East Bay 
12.She’s Automatic
13.Old Friend 
14.Disorder and Disarray 
15.The Wars End
16.You Don’t Care Nothin’ 
17.As Wicked
18.Avenues & Alleyways 
19.The Way I Feel

バンド概要

1991年にアメリカの通称イーストベイ(カルフォルニア)で結成された4人組スカパンク・バンド。
元Operation IvyのTim Armstrong(Vo/G)とMatt Freeman(Ba)が結成し、そこにルームメイトであった、Branden Steineckert(Dr)が加わりました。
そして、UK.SUBSで活動していた、Lars Frederiksen(Gt/Vo)が加わり、Rancidとして始動します。
オペレーションアイヴィー解散後、Tim Armstrong(Vo/G)は失意に陥り、酒やドラックまみれになり、ホームレスになってしまうが、元バンドメンバーであるMatt Freeman(Ba)が助けとなり、立ち直りました。

デビューアルバム「Rancid」(1993年)で知名度を上げ、その後1994年の「Let’s Go」と1995年の「…And Out Come the Wolves」が大きな成功を収めました。特に「…And Out Come the Wolves」は、バンドの代表作の一つで、シングル「Ruby Soho」や「Time Bomb」などがヒットしました。
この作品の成功により、Rancidは国際的なバンドとなりました。

音楽性は、パンクロック、スカ、ハードコアパンク、レゲエの要素を組み合わせ、独自のスタイルで、クラッシュやジミークリフの影響を受けたサウンドです。
また、Tim Armstrong(Vo/G)とLars Frederiksen(Gt/Vo)のツインボーカルが心地よく、なにより、Tim Armstrong(Vo/G)のビジュアルが最高にカッコいいです。

Rancidは長いキャリアを持つバンドで、その音楽は今でも多くの人々に愛されています。

■メンバー
・Tim Armstrong(Vo/Gt)
・Matt Freeman(Ba)
・Lars Frederiksen(Gt/Vo)
・Branden Steineckert(Dr)

まとめ

RANCIDのサウンドを確立し、彼らを国際的に成功したバンドへと押し上げた重要な作品です。パンクロックファンだけでなく、幅広い音楽リスナーに愛され続けている不朽の名盤と言えるでしょう。

気になる方はコチラ


…And Out Come The Wolves

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