60年代ロック好きの方へ|10代とは思えない圧倒的演奏力に震えるTHE STRYPESの「LIVE IN TOKYO 2015」を紹介

60年代ロック好きの方へ|10代とは思えない圧倒的演奏力に震えるTHE STRYPESの「LIVE IN TOKYO 2015」を紹介 音楽レビュー
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ちゃちゃ丸

40代の普通のサラリーマン|70年代の初期パンク、PUBロック、ガレージ・ロック好き|愛犬はアメリカン・コッカー・スパニエル|購入を考えている方に向けてブログを書いています!参考になれば幸いです!

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2015年7月16日、セカンドアルバム『Little Victories』リリース直後に行われたTHE STRYPESの来日公演。
チケットは即完売、会場に詰めかけたファンたちが目撃したのは、10代の少年たちによる完璧すぎる60年代ロック再現でした。

今回ご紹介する「LIVE IN TOKYO 2015」は、その伝説的なライブを収録した貴重な音源。Dr. FeelgoodやThe Yardbirdsの遺伝子を受け継ぐ彼らの音楽が、なぜ世界中のロックファンを虜にしたのか、その答がここにあります。

ジャケットデザイン

音楽スタイル

タイトなモッズスーツに身を包みブルース、R&B、ガレージロック、ブルースロック、パンク・ロックなど、60年代のロックンロールやブルースに強く影響を受けたサウンドが特徴です

おすすめポイント3選

①スタジオ盤とは一味違うライブ音源はバンドの演奏力の高さを体感できます。

②ガレージロックや60年代ロックが好きな方におすすめ。

③Dr. FeelgoodやChuck Berry、Bo Diddley、The Yardbirds、The Rolling Stonesが好きな方

アルバム基本情報

作品名:LIVE ・IN・TOKYO 2015
アーティスト名:THE STRYPES
発売年:2015年
レーベル:Virgin Records
総再生時間:34分27秒
収録曲数:10曲

アルバム紹介 

本作は2015年7月16日に渋谷CLUB QUATTROで行われた公演の音源です!
前日に2ndアルバム『Little Victories』をリリースの直後に行われた即完ライブを収録しています。
演奏を聞いていると、10代後半で何故こんなに演奏が上手いのだろうと不思議に思ってしまいます。

「Blue Collar Jane」「Now She’s Gone」など、ファン人気の高い楽曲を多数収録されてます。
CDには渋谷CLUB QUATTROのライブ音源10曲、DVDにはライブ映像2曲とスタジオライブ映像2曲を収録。

■CD収録曲
1.Now She’s Gone
2.Best Man
3.Eighty-Four
4.What The People Don’t See
5.A Good Night’s Sleep And A Cab Fare Home
6.Get Into It
7.Mystery Man
8.Scumbag City
9.Blue Collar Jane
10.I Need To Be Your Only

■DVD収録曲
1.Get Into It(渋谷CLUB QUATTROライブ映像)
2.Blue Collar Jane(渋谷CLUB QUATTROライブ映像)
3.Now She’s Gone(スタジオライブ映像)
4.I Need To Be Your Only(スタジオライブ映像)

ライヴ・イン・トーキョー 2015(DVD付)

バンド概要

2008年にアイルランドのキャバンで結成された4人組ロックバンドです。
ボーカル・ギター、ベース、ドラム、ブルースハープのバンド編成で奏でるサウンドは正真正銘のロックンロールサウンです。

2012年に自主制作EP『Young Gifted & Blue』を発表しiTunesブルース部門で1位を獲得し注目を集めました。

2013年にはElton Johnに認められた事が追い風となり、平均年齢16歳で1stアルバム『Snapshot』をリリース。UKチャート5位、アイルランド2位という快挙を達成し、世界中のロックファンや著名ミュージシャンからも高く評価されました。

UK ROCK・Dr. Feelgood・Led Zeppelin・Jamなどの影響が色濃く出ており、Josh McClorey(Vo./Gt.)のシャウトが本当に格好良いです。

Jeff Beck、Paul Weller、Noel  Gallagher、Roger Daltrey等の大物ミュージシャンからもファンだと公言されており、実力も折り紙つきです。

2018年に解散を発表しバンド活動に終止符を打ちました。

■スタジオアルバム
2013年:Snapshot
2015年:Little Victories
2017年:Spitting Image

■主要メンバー
・Josh McClorey(Gt./Vo.)
・Ross Farrelly(Vo.)
・Pete O’Hanlon(Ba.)
・Evan Walsh(Dr.)

記事を書き終えた感想

10代の若者がここまで60年代ロックの魂を理解し、体現できるものなのか。
特に「Blue Collar Jane」のJosh McCloryのシャウトを聴いた瞬間、時代を超えた何かが確実に彼らの中に宿っていると確信しました。

スタジオ盤も素晴らしいのですが、このライブ音源には「生きた音楽」の迫力があります。
観客の歓声と一体となった演奏は、まさに60年代のライブハウスにタイムスリップしたような錯覚を覚えます。私自身、Dr. Feelgoodの大ファンですが、THE STRYPESはその系譜を間違いなく受け継いでいる稀有なバンドだと断言できます。

2018年に解散してしまったのが本当に惜しい。でも、この「LIVE IN TOKYO 2015」があれば、彼らの輝かしい瞬間を何度でも追体験できます。

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