荒ぶるパンク・ロック・サウンドが魅力の『L.A.M.F』を紹介

音楽レビュー
この記事を書いた人
ちゃちゃ丸

40代の普通のサラリーマン|70年代の初期パンク、PUBロック、ガレージ・ロック好き|愛犬はアメリカン・コッカー・スパニエル|購入を考えている方に向けてブログを書いています!参考になれば幸いです!

ちゃちゃ丸をフォローする

【ジャケットデザイン】

【アルバム名】

L.A.M.F

【アーティスト名】

JOHNNY THUNDERS & THE HEARTBREAKERS

【音楽性】

70年代を代表する初期パンク・ロックサウンド。

ジョニー・サンダースのヘロヘロのヴォーカルに、時折見せる激しいギタープレイとが、サウンドに不安定さと荒っぽさをもたらしております。

後のパンク・ロックやハードコア・パンク勢に多大なる影響を与えました。

【おすすめポイント3選】

  1. ジョニー・サンダースの魅力が凝縮
    ヘロヘロなヴォーカルと時折見せる激しいギタープレイのギャップが最高にカッコいい。

  2. ジャケットデザイン
    ヤサグレ感があるジャケット写真が最高にカッコいい。
    パンク・ロックのお手本のような写真。

  3. ジョニー・サンダースの安定したプレイを堪能出来る
    バンド解散後、ジョニー・サンダースの演奏は薬の影響でどんどん緩くなってゆきますが、このアルバムでの演奏は比較的安定してます。

【アルバム紹介】

1977年にリリースされた、彼等の唯一のアルバム。
このアルバムは、パンクロック史上重要な作品の1枚とされています。
アルバムタイトルの「L.A.M.F」は「LIKE A MOTHER FUCKER」の略です。

ガレージ・ロック、ロックンロール、そしてパンクの要素が融合されているのが最大の特徴です。

特に、ジョニー・サンダースのギタープレイは必聴です。
ジョニー・サンダースの破天荒な生き方が、アルバム全体にエネルギッシュで荒々しいサウンドをもたらしており、その時代のパンク・ロックのダイナミズムと反抗心を反映しております。
その後、多くのファンやミュージシャンに影響を与えました。

「Born to Lose」や「Chinese Rocks」は、このアルバムの代表曲であり、パンク・ロック界の名曲です。
特に、「Chinese Rocks」はDEE DEE RAMONEがクレジットされております。

【バンド概要】

ジョニー・サンダース&ザ・ハートブレイカーズは、1975年にニューヨーク市で結成されたアメリカ のパンク・ロック・バンドです。

バンドの中心人物であるジョニー・サンダースは、1970年代初頭に活躍したパンク・ロック・バンド「ニューヨーク・ドールズ」のギタリストです。
「ニューヨーク・ドールズ」は、ニューヨークで
しかし、1975年に解散。 ニューヨーク・ドールズの解散後、サンダースは自分のバンドを結成することを決意します。 1975年、サンダースは元テレヴィジョンのリチャード・ヘル(ベース)、ウォルター・ルー(ギター)、ジョー・バウアー(ドラム)と共にジョニー・サンダース&ザ・ハートブレイカーズを結成。 しかし、バンド結成後すぐにリチャード・ヘル(ベース)が脱退しビリー・ラス(ベース)を迎える。 1976年に、セックス・ピストルズ、ザ・クラッシュ、ダムドと共にイギリスツアーを巡る。 バンドはすぐにパンクシーンの中心的な存在となり、1976年にデビューアルバム『L.A.M.F.』をリリース。 『L.A.M.F.』のリリース後、バンドはツアーを開始しますが、バンド内部の諸問題やジョニー・サンダースの薬物中毒が原因で、1977年に解散します。 オリジナルアルバムを1枚リリースしたのみでバンドは短命に終わってしまいました。 ジョニー・サンダースはその後、ソロアーティストとして活動を続け、日本でも来日公演をしておりましたが、1991年に薬物中毒で亡くなりました。

【気になる方はコチラ】


L.A.M.F.: THE LOST ’77 MIXES’ (REMASTERED)

コメント

タイトルとURLをコピーしました