購入しようか迷っている方に向けてブログを書いております!
参考にしていただければ嬉しいです!
ジャケットデザイン
アルバム名
THIS IS ROCK’N’ROLL
アーティスト名
THE KIDS
音楽スタイル
70’s パンク・ロックサウンドです。
速いテンポ、シンプルなコード進行、攻撃的な歌詞、そして荒削りな演奏が魅力です。
イギリスの初期パンクが好きな方にはおすすめです。
おすすめポイント3選
① 荒削りな演奏と疾走感
1stアルバムは、レコーディングを1日終えたという伝説が残っております。
その為、疾走感と緊張感がヒシヒシと伝わってきます。
②この1枚で初期のバンドの魅力を体感できる
このアルバムは、1st&2ndアルバムに7曲のボーナストラックを加えた編集盤のため、初期のバンドの全体像を把握できます。
③若さゆえのストレートなパワー
12歳のベース、16歳のドラム、21歳のギター/ヴォーカルが織りなすストレートなパワーは、若年層特有の凄みがありCD越しでも感じられます。
アルバム紹介
このアルバムは、1st&2ndアルバムに7曲のボートラを加えた、全32曲が収録されている編集盤です。
間違いなくお買い得です。
特に1stアルバムは僅か1日で録ったという伝説が残っております。
アルバムの邦題は『ロックンロールでぶっ飛ばせ!』です。
現在、レコードはかなりレア盤になっております。
そんな事情もあり、個人的にはCDで再発されていて嬉しい限りです。
アルバムの中で特に注目される曲としては、タイトルトラックである「This Is Rock’N’Roll」や、「Sex Queen」です。
これらの曲は、バンドの特徴である疾走感溢れるパンクサウンドと、徐々に進化してゆく彼らの新たな音楽的側面が垣間見れます!
◾️収録曲
1.THIS IS ROCK’N ROLL
2.DO YOU LOVE THE NAZIS
3.BLOODY BELGIUM
4.FOR THE FRET
5.BABY, THAT’S ALRIGHT
6.FASCIST COPS
7.I WANNA GET A JOB IN THE CITY
8.I DON’T CARE
9.I FEEL ALRIGHT
10.OLD DJ’S
11.I’LL GET YOU
12.MONEY IS ALL I NEED
13.JESUS CHRIST (DIDN’T EXIST)
14.DON’T WANNA BE A FAT BOY
15.WE ARE THE PRISONERS
16.RADIO RADIO
17.NO MONARCHY
18.THROUGH THE NIGHT
19.DEAD INDUSTRY
20.RUNAWAY
21.RAZORBLADES FOR SALE
22.SIXTEEN
23.NAUGHTY BOY
24.SEX QUEEN
25.ROCK OVER BELGIUM
26.THE CITY IS DEAD(Bonus Track)
27.NO WORK(Bonus Track)
28.DO YOU LOVE THE NAZIS(Bonus Track)
29.RAZORBLADES FOR(Bonus Track)
バンド概要
ベルギー出身の3人組パンク・バンド。
デビュー当時は3人組でしたが、最終的には4人組バンドとなります。
通称「ベルギーのピストルズ」と呼ばれております。
バンド結成
1976年にベルギーで3ピースバンドとして結成。
メンバーの年齢は、なんと12〜21歳です。
ちなみに、Danny De Haes(Ba.)当時12歳がバンドの発起人です。
Danny De Haes(Ba.)とEddy De Haes(Dr./Vo.)がバンド募集をしていて、そこにLudo Mariman(Vo./Gt.)がバンドに加わりました。
初ギグからレコード契約獲得
1976年10月9日に、ベルギーで最初のギグを行う。
続く、アントワープでのコンサートの後、コンサート・プロモーターから、デモを作りたいと言われ、スタジオに入りして1日で12曲をレコーディングしました。
そのデモをレコード会社に持ち込み、レコード契約に至りました!
初期パンクの衝動そのまんまに、エネルギッシュな演奏スタイルと反体制的な歌詞で知られていました。
1977年には、イギー・ポップとパティ・スミスのサポート・バンドとして出演しました!
この功績が認められ、ベルギーを代表するパンクバンドへとなりました。
デビューアルバムをリリース
1978年には、デビューアルバム「The Kids」をリリースしました。
このアルバムは、ベルギー国内で大きな成功を収めました。特にシングル「There Will Be No Next Time」は、その代表曲となっています。
ちなみに、このアルバムはわずか2日間でレコーディングを終え、2日間でミックスまで終えております!
アルバムが好評であった為、ベルギー国内最大級のフェスティバル「Jazz Bilzen」に出演し、The Jam、The Boomtown Rats、Lou Reedらと共演しました。
セカンドアルバムの制作を開始
1978年末には、2ndアルバムの制作に取り掛かりました。
1stアルバム時にゲスト・ギタリストとして演奏していたLuc Van De Paul(Gt.)が正式にバンドに加入しました。
2ndアルバムは、1週間スタジオにこもって13曲をレコーディングし、アルバムを仕上げました。
1978年に2ndアルバム「Naughty Kids」をリリースしました。
その後、バンドはヨーロッパでツアーを行うなど、一部ではあるものの国際的な注目を浴びました。
バンドが不安定になる
Eddy De Haes(Dr./Vo.)が軍隊に1年間入隊することになりなど、次第にバンド運営が不安定になりました。
その後、1986年まで8年間活動し、6枚のアルバムをレコーディングしました。
それから10年後の1996年、パンク・ロックの20周年が祝われたとき、フランスの若いファンの要望で、オリジナル・ラインナップによる1年間のツアーを開始ししました。
その後再結成と解散を繰り返しました。
「THE KIDS」は、ベルギー国内外でパンクロックシーンの一翼を担ったバンドとして、現在もその名前を知られています。
◾️メンバー
・Ludo Mariman(Vo./Gt.)
・Luc Van De Paul(Gt.)
・Danny De Haes(Ba.)
・Eddy De Haes(Dr./Vo.)
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