あなたは90年代のパンクロックやスカの懐かしい音楽を探していますか?それとも、エネルギッシュで爽快な音楽を求めていますか?今回は、スカコアの歴史に欠かせない名盤、THE SUICIDE MACHINESの『DESTRUCTION BY DEFINITION』をご紹介します。このアルバムは、あなたの音楽ライブラリに絶対に加えるべき一枚です!
ジャケットデザイン
アルバム名
DESTRUCTION BY DEFINITION
アーティスト名
THE SUICIDE MACHINES
音楽スタイル
スカコアの先駆者
パンクロックの激しさとスカのアップビートなリズムを融合させた、エネルギッシュな音楽性と高速のテンポと鋭いギターリフが印象的です。
ジャンルの融合
スカ、パンク、ハードコアの要素をミックスし、独自のサウンドを作り上げています。メロディックなハードコアの影響も強く感じられます。
社会性のある歌詞
若者の反抗心や社会への疑問を表現した、メッセージ性の強い歌詞も彼らの魅力の一つです。
おすすめポイント3選
革新的なサウンドフュージョン
このアルバムでメロディックなハードコアとスカの要素を絶妙にブレンドし、新しいスカコアの形を確立しました。
キャッチーで印象的な楽曲
「NEW GIRL」や「BREAKING THE GLASS」など、耳に残るメロディと熱いパフォーマンスが詰まった曲の数々が収録されています。
歴史的価値
スカコアシーンに多大な影響を与え、多くのフォロワーを生み出した記念碑的アルバムです。
アルバム紹介
『DESTRUCTION BY DEFINITION』は、THE SUICIDE MACHINESがメジャーレーベルでリリースした初のアルバムです。このアルバムは、全米で20万枚のセールスを記録し、スカコアの世界で革命を起こしました。
若さと激情がたっぷり詰まったこの作品は、ポップでキャッチーなメロディとスカのパーティ感覚が絶妙にマッチしています。アルバムの冒頭を飾る「NEW GIRL」から、聴く者を引き込むパワフルなサウンドが炸裂します。
特筆すべきは3曲目の「BREAKING THE GLASS」。この曲は、スカコアファンの間で長年愛され続けている大ヒット曲です。エネルギッシュなボーカルとアップビートなリズムは、聴くだけで元気になれること間違いなしです。
バンド概要
1991年:デトロイトで結成
1993年:自主制作ミニアルバム『THE ESSENTIAL KEVORKIAN CASSETE』リリース
1993年:ランシドのオープニングアクトを務め、注目を集める
1994年:初のツアーを開始
1994年:1stアルバム『GREEN WORLD』リリース、全米で20万枚のセールスを記録しインディーズシーンで話題に
1995年:2ndアルバム『SKANK FOR BRAINS』リリース
メジャーデビューと成功(1996-2005)
1996年:HOLLYWOOD RECORDSと契約、メジャー1stアルバム『DESTRUCTION BY DEFINITION』リリース
20万枚のセールスを記録
全米ビルボード200チャートで最高45位を獲得
1998年:2ndアルバム『BATTLE HYMNS』リリース
2001年-2005年:4枚のアルバムを立て続けにリリース
解散と再結成(2006-現在)
2006年:メンバー間の音楽性の違いにより解散
2010年10月2日:公式ホームページで再結成を発表
2017年6月:復活の来日公演を開催
2020年:7枚目のアルバム『REVOLUTION SPRING』リリース
■主要メンバー
・Jason Navarro(Vo.)
・Dan Lukacinsky(Gt./Vo.)
・Royce Nunley(Ba.)
・Derek Grant(Dr.)
・Ryan Vandeberghe(Dr.)
・Rich Tschirhart(Ba.)
まとめ
『DESTRUCTION BY DEFINITION』は、単なる音楽アルバムを超えて、90年代のアンダーグラウンドシーンを象徴する文化的アイコンとなりました。スカコアファンはもちろん、パンクロックやスカ、あるいは90年代の音楽に興味がある方にとっても、聴く価値のある一枚です。
このアルバムを聴くことで、90年代の熱気とエネルギーを体感できるでしょう。THE SUICIDE MACHINESが切り開いた音楽の世界を、ぜひ自分の耳で確かめてみてください。きっと、あなたの音楽ライブラリに新たな輝きを加えてくれるはずです。
コメント