購入しようか迷っている方に向けてブログを書いております!
参考にしていただければ嬉しいです!
ジャケットデザイン
アルバム名
Still Nothing To Do In A Town Like Leatheread
アーティスト名
The Head
音楽スタイル
曲調はキーボードを多様し、ジャグリーなギターサウンドに、頼りないボーカルの声がなんとも言えないです。
ギターの歯切れの良さは絶品です。
通称、脱力系モッズサウンドと呼ばれてます。
PunkよりPower Popの影響を強く感じます。
おすすめポイント3選
①ゆるゆるネオモッズサウンド
初期のThe Jamのようなタイトでパンク寄りのサウンドではなく、Power Pop寄りのゆるーいサウンドに、頼りないヴォーカルは聞いていて不思議と心地よいです。
ハードな曲に疲れた方にはおすすめです。
②この1枚でバンドの全てを網羅
収録曲は15曲ですが、バンドの活動期間である1979年~81年に録音された、楽曲と未発表曲が全て収録されております。
③CDなら安価でコスパ最強
内容は間違いなく良いですが、日本では知名度が低いのか、CDなら安価で手に入ります!
在庫があれば、AmazonやdiskUnionでも約1,000円前後で購入できます。
アルバム紹介
このアルバムは、2008年にリリースされたバンドの音源を集めた編集盤です。
音源は、1979年~81年に録音された楽曲と未発表曲を含めた全15曲が収録されております。
全15曲収録されてます。
代表曲は「Nothing To Do In A Town Like Leatherhead」ですが、他の曲も必聴です。
当時、専門家や音楽ファンからも高い評価を受けながら、バンドが不安定であった為、レコーディングがなかなか進まず作品数は少なく、このアルバムでほぼ網羅出来ます。
70’S PUNKファンは必聴です。
■収録曲
1.Nothing To Do In A Town Like Leatherhead
2.University’79
3.It’s Fun To Die
4.Middle Class Revolution (Granny’s version)
5.Sounds Like Sounds
6.My Girlfriend Loves Billy Idol
7.Leatherhead Middle Class Revolution (Quarry Hangers)
8.No Girls For Billy (Granny’s version)
9.I Don’t Think You Love Me
10.Cheap Romantic
11.Outer Space
12.Middle Class Revolution (Single)
13.No Girls For Billy (Single)
14.MCR 2007 Pb Mix
15.Nothing To Do In A Town Like Leatherhead (Computer version with slideshow)
バンド概要
バンド結成
1978年にイギリス出身の3人によるThe Headの前身バンド「The Stikkers」を結成。
メンバーチェンジを繰り返し、4人体制になり1979年に「The Head」に改名。
メンバーの平均年齢は18歳というティーンエイジバンドです!
しかし、新メンバーとうまく嚙み合わず、1980年にAndy Sadler(Ba.)が加入したことで
1979年に開催された地元のライブでは、当時居合わせた聴衆の熱狂が原因でライブ会場から出禁となる伝説も残しております。
ファンや音楽業界の期待が高まったにもかかわらず、モッズvsロッカーの抗争に巻き込まれたり、メンバーの政治に対する姿勢が原因で、音楽以外で消耗してしまいます。
メンバーの脱退と加入
メンバーのStewart Taylor(Dr.)とTerry Bennett(Ba.)が脱退してしまいます。
その後、Colin Wales(Dr.)とSteve Hoskins(Ba.)が加入し、再びバンドは本格始動しました。
しかし、新メンバーとうまく噛み合いませんでした。
1980年にAndy Sadler(Ba.)が加入したことで、安定感が増し、バンドの黄金期に突入いたします。
逆境からの絶頂期
1980年に「Nothing To Do In A Town Like Leatherhead」ツアーを開始しました。
ツアーの同時期に、シングル「Nothing To Do In A Town Like Leatherhead」の在庫800枚が紛失する事件が発生しました。
プロデューサーである、Ellie Jayが費用を持つことで再レコーディングが行われました。
ライブの成功などで、バンドとしては絶頂期を迎えておりました。
再び逆境期
その後、2枚目のシングルをレコーディングに着手。この時、Hit Recrdのプロデューサーが参加しました。
このプロデューサーにより、セッション時とは異なり、ギターとキーボードが追加されたことで、Greg Wilson(Vo./Gt.)は不満を抱いており、再レコーディングを要請しますが、論争に発展してしまいます。
結局、再レコーディングされず、この2枚目のシングルはリリースされることなくお蔵入りとなってしまいました。
バンドの終焉
その後リリースした「Middle Class Revolution」が不発に終わり、Kevin Addott(Vo./Key.)が脱退しました。
最後は、空中分解するような形で、バンドは活動を終えました。活動期間は1979年~81年と短命に終わってしまいました。
メンバー変更があったものの、バンドの人気は健在でした。
バンドの終焉には多くのファンが悲しみましたが、彼らが生み出した音楽はその後も多くの人々の心に刻まれています。
このバンドの魅力は、UKパンク・モッズ愛好者の心を掴んでました。彼らの音楽は、The Jam系の攻撃的なモッズとは異なり、脱力感と独自のヴォーカルスタイルが、新たな音楽の方向性を提示しました。その独特のアプローチは、音楽シーンに新しい風を吹き込み、多くのファンを虜にしました。
■主要バンドメンバー
・Greg Wilson(Vo./Gt.)
・Kevin Addott(Vo./Key.)
・Colin Wales(Dr.)
・Steve Hoskins(Ba.)
・Andy Sadler(Ba.)
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