名曲満載!The Stereophonicsの名盤『Performance And Cocktails』を紹介

音楽レビュー
この記事を書いた人
ちゃちゃ丸

40代の普通のサラリーマン|70年代の初期パンク、PUBロック、ガレージ・ロック好き|愛犬はアメリカン・コッカー・スパニエル|購入を考えている方に向けてブログを書いています!参考になれば幸いです!

ちゃちゃ丸をフォローする
ちゃちゃ丸
ちゃちゃ丸

このブログは、購入するか迷っている方に向けて書いてます!

ジャケットデザイン

表ジャケット
裏ジャケット

アルバム名

Performance And Cocktails

アーティスト名

The Stereophonics

音楽性

クラシックなU.K Rockとオルタナティブロックを融合したサウンドです。

力強いギターリフ、メロディアスなボーカル、そしてアメリカンロックやサザンロックにも通ずるストレートなロックに、ポップ、ブルース、フォークなどを融合させた、玄人にも好まれるロックサウンドです。

バンドの最大の特徴は、フロントマンであるKelly Jones(Vo.)が作り出す、普遍的なメロディーと、特徴的なハスキーヴォイスが全体に深みを出しています。また、力強くエネルギッシュなライブパフォーマンスも魅力的です。

おすすめポイント3選

①グッドメロディ
伝統的なU.K Rockの少し湿り気のあるメロディをベースにしながらも、カントリー、アメリカンロック、サザンロックの要素も入っている為、爽やかでとても聴きやすいメロディが楽しめます。

② Kelly Jones(Vo.)の歌声
独特のハスキーヴォイスで、力強く歌い上げる歌声は、唯一無二で哀愁漂う歌声です。

③多数の名曲が収録されている
パワフルでハイテンションな曲『T-Shirt Sun Tan』からしなやかな曲『Just Looking』まで、様々なタイプの名曲が多数収録されております。

アルバム紹介

1999年にリリースされた2ndアルバムです。

このアルバムは、前作『Word Gets Around』の成功を収めた為、重度のプレッシャーを抱えながら制作された作品です。
しかし、バンドはそのプレッシャーに押しつぶされる事なく、このアルバムは前作よりも多くの商業的な成功を収めました。

アルバムの特徴として、オルタナティブ・ロック、ブリットポップ、ポップ・ロックの要素が挙げられます。

1stアルバムも勢いがあって最高ですが、このアルバムは『1stの勢い+メロディの深み』が増した曲が多く収録されております。

オープニングトラックの「Roll Up and Shine」は、力強いギターリフとKelly Jones(Vo.)の力強いボーカルで一気に聴衆を引き込みます。
更に、アップビートな「T-Shirt Sun Tan」、「Pick a Part That’s New」、「Hurry Up and Wait」、メロウな「I Wouldn’t Believe Your Radio」、バラード調の曲で、切ないメロディと心に響く歌詞が人々の心を捉えた名曲である「Just Looking」など聞き応えある作品です。

曲の良さも突き抜けていますが、個人的に思入れが強すぎるアルバムです。
それは、私が高校1年の時に友達の影響で洋楽にハマるキッカケとなったアルバムだからです。
このアルバムと出会わなければ、今の私は存在しないと思う程です。
当時、このアルバムを提げて赤坂BLITZに来日すると聞き、迷わず友達とLIVEに行きました。
私の青春の貴重な1ページです。
本当に最高です。

◾️収録曲

  1. Roll Up and Shine”
  2. “The Bartender and the Thief”
  3. “Hurry Up and Wait”
  4. “Pick a Part That’s New”
  5. “Just Looking”
  6. “Half the Lies You Tell Ain’t True”
  7. “I Wouldn’t Believe Your Radio”
  8. “T-Shirt Sun Tan”
  9. “Is Yesterday, Tomorrow, Today?”
  10. “A Minute Longer”
  11. “She Takes Her Clothes Off”
  12. “Plastic California”
  13. “I Stopped to Fill My Car Up”

バンド概要

1992年にウェールズのカーディフで地元の友達で結成されたイギリスの3人組ロックバンドです。

結成後は、地元でライブ等を精力的に活動してました。

当時、その評判を嗅ぎつけたのは、当時、新進気鋭のレコード会社であるV2レコードでした。

The Stereophonicsを、V2レコードの第I弾アーティストとして迎え入れました。
V2レコードと言えば、イギリスの大手航空会社であるヴァージン アトランティック航空の総裁が設立したレコード会社です。

1997年にリリースされた1stアルバム「Word Gets Around」が全英6位を記録。

そして、1999年にリリースされた2ndアルバム「Performance And Cocktails」が全英1位を記録し、その後、6枚目のアルバム「Pull The Pin」まで、リリースした作品はは全て全英1位を獲得しております。

2022年に12枚目のアルバムをリリースし、全英1位を記録するなど、2000年を代表するバンドの一つと数えられました。

バンド自体は順風満帆に動いているように見えてますが、2003年にオリジナルメンバーであるStuart Cable (Dr.)が、アルコールとドラックの問題から脱退してしまいます。

そして、2010年に自宅で亡くなってしまいました。

2005年に新たなドラマーJavier Weyler (Dr.)が加入し、再びバンドは動き出しました。
しかし、2012年に脱退。

同年に、Adam Zindani (Dr.)が加入し現在のラインナップになりました。

現役ながら、イギリスのロックバンドの重要なバンドの1つとして確固たる地位を築き、多くのファンに愛され続けています。

◾️主要メンバー
・Kelly Jones(Vo.)
・Richard Jones (Ba.)
・Stuart Cable (Dr.)
・Javier Weyler (Dr.)
・Adam Zindani (Dr.)

◾️オリジナルアルバム
1.Word Gets Around (1997)
2.Performance and Cocktails (1999)
3.Just Enough Education to Perform (2001)
4.You Gotta Go There to Come Back (2003)
5.Language. Sex. Violence. Other? (2005)
6.Pull the Pin (2007)
7.Keep Calm and Carry On (2009)
8.Graffiti on the Train (2013)
9.Keep the Village Alive (2015)
10.Scream Above the Sounds (2017)
11.Kind (2019)
12.OOCHYA! (2022)

気になる方はコチラ


Performance & Cocktails (Reis)

コメント

タイトルとURLをコピーしました