ポストパンクとゴシックの先駆者 The Birthday Partyの『Hits』を紹介

音楽レビュー
この記事を書いた人
ちゃちゃ丸

40代の普通のサラリーマン|70年代の初期パンク、PUBロック、ガレージ・ロック好き|愛犬はアメリカン・コッカー・スパニエル|購入を考えている方に向けてブログを書いています!参考になれば幸いです!

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【ジャケットデザイン】

表ジャケット
裏ジャケット

【アルバム名】

Hits

【アーティスト名】

The Birthday Party

【音楽性】

ポストパンク、ゴシック、ブルース、ノイズなどの要素を取り入れつつも、アヴァンギャルドで実験的なサウンド。

全体的にダークな雰囲気のサウンドです。

そこに、ニック・ケイヴの特徴的な歌声とライブパフォーマンスが独特の世界観が特徴です。 彼らの音楽は、以降デビューするポストパンクやゴシックロック勢に多大なる影響を与えました。

【オススメポイント3選】

①ニックケイブのヴォーカルを体感

独特で狂気的な絶叫ヴォーカルが、曲によって鬼気迫る迫力をもたらし、カミソリのような切れ味のニック・ケイブを堪能出来ます。

② ポストパンク、ゴシックロックに影響を与えたサウンド

新鋭すぎるアヴァンギャルドサウンドを実験し続けた果ての音楽が楽しめます。 ポストパンク、ゴシックロックの図鑑のようなアルバムです。

③スルメイカのようなアルバム

最初にこのアルバムを聴いたときは、良さが分からなかったが、何度も聴いていくと、ダークなサウンドや、スリリングな曲の展開が癖になってきました。 今では、かなりの頻度で作業用BGMとしてきいております。

【アルバム紹介】

このアルバムは、79年〜82年の活動期間で発表された曲を集めた編集版です。

活動期間は短いですが、世界を震撼させた、精神異常的なニック・ケイブの絶叫ボーカルを聞く事が出来ます。

ノイジーなギターとニック・ケイブの絶叫ボーカルが絡み合い、独特のパワーを生み出している。

代表曲としては、「Release the Bats」、「Nick the Stripper」、「Junkyard」です。

【バンド概要】

オーストラリア出身の5人組ポストパンクバンド。

ニック・ケイヴは、現在も活動しているNick Cave and the Bad Seeds、Grindermanのリーダーです。 1979年に結成。

バンドは当初「The Boys Next Door」という名前で活動していました。

1980年にイギリスに移住した際に、「The Birthday Party」に改名。

1982年に、ニック・ケイヴのソロ活動へ専念したいとの思いと、バンド内の不仲が原因により解散。

音楽的には、活動期間が短かったにもかかわらず、多くの後進のバンドに影響を与えましたが、商業的な成功を収めるに至りませんでした。 現在もカルト的な人気を誇っています。

【バンドメンバー】

・ニック・ケイヴ

・マートン・P・ケイシー

・トレーシー・パウ

・ローランド・S・ハワード

・フィリップ・カルヴァート

【オリジナルアルバム】

・The Birthday Party (1980年)

・Prayers on Fire(1981年)

・Junkyard(1982年)

【気になる方はコチラ】


Hits (Reis)

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