アルバム名
TRAPPED AND UNWRAPPED
アーティスト名
FRIENDS AGAIN
音楽性
ネオ・アコ、ポスト・パンク、ニュー・ウェイヴなどの要素が融合した独特なスタイル。
全体的に、軽やかでメロディアスながらも、ポスト・パンク、ニュー・ウェイヴの要素が組み合わさっている為、どこか切なく憂鬱な雰囲気。
楽曲はキャッチーなものが多く、耳に残りやすくい為、日本人好みの音楽。
おすすめポイント3選
①『ジェイムス・グラントの美しいギター・プレイ』
メロディの流れを大切にし、曲の雰囲気を盛り上げるためにメロディック・ラインを非常に美しく弾きます。
バンド全体のサウンドを、繊細でメロディアスな中に、どこか切なく憂鬱な雰囲気を生み出しております。
②『シンセポップへの影響』
バンドはシンセサイザーとエレクトロニックなサウンドを積極的に取り入れました。これにより、彼らの楽曲は当時のポップ・ミュージックの流行に一石を投じる斬新なサウンドとなりました。
③『バージョン違いや未発表曲の魅力』
バンドでの活動期間が短い為、曲数は少ないものの、バージョン違いの曲や未発表曲も収録されておりバンドの魅力を堪能出来る一枚。
アルバム紹介
1984年にリリースされたデビュー作。
最初で最後の唯一のアルバムです。
メジャー・レーベルであるマーキュリーより期待され、期待されてリリースしたものの、全く売れなかったようです。
このアルバムは、デビューアルバムに未発表音源を加えた2枚組です。
このアルバムは、彼等の特徴であるポップ、ロック、ダンス、シンセポップなどの幅広い音楽要素を体感できるアルバムです。
個人的には、アルバム冒頭の曲である「Lucky Star」のジェイムス・グラントによるギター・プレイが大好きです。
他にも、名曲「Honey at the Core」、「State of Art」がおすすめです。
バンド概要
1982年に結成されたスコットランド出身の5人組ネオアコバンド。
1983年にデビューシングル「Honey at the Core」をリリースし、同年にはセカンドシングルである「State of Art」をリリース。
「STATE OF ART」は、最も成功した曲の1つであり、イギリスのシングルチャートでトップ40入りしました。
1984年にメジャー・レーベルであるマーキュリーより期待され、デビュー・アルバム『Trapped and Unwrapped』をリリースしましたが、商業的な成功には至りませんでした。
その後、バンドは解散し、メンバーはそれぞれの音楽キャリアを歩みました。
バンドの活動期間は短期間でしたが、その後のスコットランドの音楽シーンに影響を与えました。
40年経った現在も人気の高いバンドです。
■バンドメンバー
・Chris Thomson(Vo,G)
・Neil Cunningham(B,Vo)
・Stuart Kerr(Dr)
・Paul McGeechan(Key)
・James Grant(G)
■代表曲
・Honey at the Core
・State of Art
・Sunkissed
・South of Love
コメント