ギターポップの隠れた名盤!The Jazzateersの「I Shot the President」を紹介

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ちゃちゃ丸

40代の普通のサラリーマン|70年代の初期パンク、PUBロック、ガレージ・ロック好き|愛犬はアメリカン・コッカー・スパニエル|購入を考えている方に向けてブログを書いています!参考になれば幸いです!

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ジャケットデザイン

表ジャケット
裏ジャケット

アルバム名/アーティスト名

I Shot the President/The Jazzateers

音楽性

アートロック、ポストパンク、ジャズ、ポップの要素を融合させた独自のサウンド。

ダークでひねくれポップが特徴です。

世間では、『ひねりを加えたOrange Juice』と評価されています。

おすすめポイント3選

①この1枚でバンドの全容を把握出来る。
バンドの唯一のアルバムである、1stアルバムと未発表に終わってしまった、2ndアルバム「Blood Is Sweeter Than Honey」を加えた2in1仕様のため、バンドの魅力をこの1枚で堪能できます。

②ジャンルレスな音楽が好きな方にはツボを押さえた音楽
ギターポップとジャンル分けされるバンドですが、典型的なギターポップサウンドではなく、全体的にはダークです。ただ、暗くなりすぎず、軽くなりすぎない丁度良い塩梅に仕上がっています。

③不機嫌そうなヴォーカル
このアルバムでは、歴代2人のヴォーカルを堪能できますが、2人共ぶっきらぼうで不機嫌そうな歌い方をしております。このヴォーカルがバンドの世界観を作り上げています。

アルバム紹介

1997年にドイツのマリーナレーベルからリリースされました。
仕様としては、バンド唯一の1stアルバムに未発表の2ndアルバム「Blood Is Sweeter Than Honey」を加えた2in1仕様です。
リリース元となったマリーナレーベルは、世界の名作を数々復活させているレーベルとして有名です。

バンドメンバーはスコットランド出身です。

オリジナルの1stアルバムは、ラフ・トレード から1983年にリリースされました。

様々な音楽を取り入れているバンドの為、この1枚でも音楽の振り幅が広く飽きる事なくとおして聞けます。

収録曲は、1983年~1987年に収録された19曲が収められております。
前半(1~9曲目)はダークな雰囲気の曲が多く、後半(10~18曲目)にはキャッチーな曲が収録されております。さらに、ボーカリストのメンバーチェンジがあり、アルバムの前半と後半では別バンドように変化します。

ヴォーカリストの割り振りは下記のとおり
前半(1~9曲目):Grahame Skinner (Vo.)
後半(10~18曲目):Matthew Willcock(Vo.)
19曲目:Ian Burgoyne(Vo./Gt./Key.)

そして、何と言ってもこのアルバムのジャケットがカッコいいです。ネオアコの隠れた名盤です。

◾️収録曲
1.Nothing at All
2.Sixteen Reasons
3.Heartbeat
4.Looking for a Girl
5.Something to Prove
6.Baby That’s a No No
7.Once More with Feeling
8.Texan
9.Show Me The Door
10.Blood Is Sweeter Than Honey
11.Here Comes That Feeling
12.Religious Me
13.Up To My Eyes
14.Holding Court
15.Cowboy Mouth
16.Pressing On
17.Coastline
18.She’s Black And White
19.Don’t Let Your Son Grow Up To Be A Cowboy

バンド概要

1980年代初頭に結成されたスコットランド出身の4人組ネオアコ・バンド。
元Teenage Fanclubのドラマーとして知られるPaul Quinnが在籍していたバンドとしても有名です!
メンバーは入れ替わりが激しく、なかなか固定していなかったようです。
グラスゴーを代表するバンドです。

1981年に最初のシングル「Don’t Let Your SON GROW UP TO BE A COWBOY」をリリースし、地元の音楽シーンで注目を浴びます。続く1982年には2ndシングル「THE HUMOUR OF THE TUMOURS」をリリースし、更なる成功を収めました。

1983年には、彼等のデビューアルバム「I Shot the President 」をリリース。
しかし、バンドはわずか2年間の活動期間で解散してしまいました。

バンドの活動期間は短く、わずか2年ほどで解散してしまいました。
しかし、その独自のスタイルと地元の音楽シーンに与えた影響は大きかったようです。

バンド解散後は、個々の音楽プロジェクトに参加し、音楽活動を続けました。

◾️主要メンバー
・Grahame Skinner (Vo.)
・Matthew Willcock(Vo.)
・Keith Band(Ba.)
・Ian Burgoyne(Vo./Gt./Key.)
・Mick Slaven(Gt.)
・Stephen Lironi(Dr.)

◾️アルバム
・Jazzateers a.k.a. (1983)
・I Shot the President (1997)
・Don’t Let Your Son Grow Up to Be a Cowboy: Unreleased Recordings 1981-82 (2014)
・Creeping Bent (2016)
・Blood Is Sweeter Than Honey (2019)

視聴

気になる方はコチラ


I Shot the President

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