ガレージロック界の革命児によるベストアルバム『THE WHITE STRIPES GREATEST HITS』を紹介

ガレージロック界の革命児によるベストアルバム『THE WHITE STRIPES GREATEST HITS』を紹介 音楽レビュー
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ちゃちゃ丸

40代の普通のサラリーマン|70年代の初期パンク、PUBロック、ガレージ・ロック好き|愛犬はアメリカン・コッカー・スパニエル|購入を考えている方に向けてブログを書いています!参考になれば幸いです!

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赤と白の衣装とたった2人だけの編成。そのシンプルさとは裏腹に、THE WHITE STRIPESは2000年代ロックシーンに革命を起こしました。 ブルース、カントリー、ロックンロールを融合させた彼らの音楽は、今もなお多くの人々を魅了しています。 「THE WHITE STRIPES GREATEST HITS」は、彼らの魅力が詰まった26曲を収録したベストアルバムを紹介します。
White Stripes Greatest..

ジャケットデザイン

音楽スタイル

ブルース、カントリー、ロックンロールをベースにした激しいガレージロックです。
ギターとドラムのみという最小限の編成です。
Jack White(Vo/G)はマルチプレイヤーで、ギター以外にもオルガンやピアノ、マリンバなども演奏してます。
作詞作曲は主にJack White(Vo/G)が担当してます。

おすすめポイント3選

①シンプルな2人編成ですが、多彩なサウンドを生み出したバンドの軌跡をこのアルバムで体感できます。

②ロック初心者でもコアなファンにも楽しめる必聴の一枚です。

③The Black Keys、Royal Bloodが好きな方のはおすすめです。

White Stripes Greatest..

アルバム基本情報

作品名:THE WHITE STRIPES GREATEST HITS
アーティスト名:THE WHITE STRIPES
発売年:2021年
レーベル:Third Man Records/Columbia Records
総再生時間:81分43秒
収録曲数:26曲

アルバム紹介

バンドのキャリア全体を網羅した26曲入りベストアルバムです。
ガレージロックの荒々しさ、ポップなメロディ、実験的なアプローチまで、彼らの音楽的魅力が詰まった26曲は、初めて聴く人にも、リアルタイムで体験したファンにもおすすめできる内容です。

3曲目「Fell In Love With A Girl」や9曲目「Dead Leaves And The Dirty Ground」などの代表曲はもちろん、
Burt Bacharachの「I Just Don’t Know What To Do With Myself」やCorky Robbinsの「Conquest」といったカバー曲も収録
26曲目の「Seven Nation Army」は、世界中のスタジアムで大合唱が起きる代表曲であり、ローリング・ストーン誌「オールタイム・グレイテスト・ソング500」で286位にランクインされました。

■収録曲
1.Let’s Shake Hands
2.The Big Three Killed My Baby
3.Fell In Love With A Girl
4.Hello Operator
5.I’m Slowly Turning Into You
6.The Hardest Button To Button
7.The Nurse
8.Screwdriver
9.Dead Leaves And The Dirty Ground
10.Death Letter
11.We’re Going To Be Friends
12.The Denial Twist
13.I Just Don’t Know What To Do With Myself
14.Astro
15.Conquest
16.Jolene
17.Hotel Yorba
18.Apple Blossom
19.Blue Orchid
20Ball And Biscuit
21.I Fought Piranhas
22.I Think I Smell A Rat
23.Icky Thump
24.My Doorbell
25.You’re Pretty Good Looking (For A Girl)
26.Seven Nation Army

White Stripes Greatest..

バンド概要

アメリカ・デトロイト出身のベースレス2人組ガレージ・ロックバンドです。
1997年に結成して1998年にデビューを果たします。
当時The Strokesと並びにガレージ・ロック・リバイバル旋風を巻き起こした最重要バンドです。

Jack White(Vo/G)とMeg White(Dr)は「姉弟」と公称していたが、実際は元夫婦(離婚後も活動継続)
ライブではセットリストを作らず、2人の阿吽の呼吸で繰り広げられる演奏は圧巻です。

・1997年:アメリカ・デトロイトでJack White(Vo/G)とMeg White(Dr)により結成。

・1998年:インディーズレーベル「イタリー・レコード」からデビューシングル「Let’s Shake Hands」と2ndシングル「Lafayette Blues」を限定リリース。

・1999年:1stアルバム『The White Stripes』をリリース。

・2000年:2ndアルバム『De Stijl』をリリース。

・2001年:3rdアルバム『White Blood Cells』をリリース。「Fell in Love with a Girl」などヒット曲を輩出しイギリスで人気が爆発し、世界的な注目を集める。

・2002年:『White Blood Cells』がアメリカでも再発され、ガレージロック・リバイバルの旗手として認知される。

・2003年:4thアルバム『Elephant』をリリース。収録曲の「Seven Nation Army」が世界的ヒットとなり、グラミー賞受賞を受賞しバンドの代表作となる。

・2004年:FUJI ROCK FESTIVAL ’04出演など、日本を含む世界各地でライブを展開。

・2005年:5thアルバム『Get Behind Me Satan』をリリース。再びグラミー賞を受賞。

・2007年:6thアルバム『Icky Thump』をリリース(ラスト・オリジナルアルバム)。全米2位を記録。

・2011年:2月2日、公式サイトにて解散を発表。

Jack White(Vo/G)はソロ活動や他のバンド(The Raconteurs、The Dead Weather)で活躍してます。

■主要メンバー
・Jack White(Vo/G)
・Meg White(Dr)

まとめ

THE WHITE STRIPESの音楽は、その最小限の編成からは想像できないほど豊かで力強い世界を作り出しています。
このベストアルバムに収録された26曲は、彼らの軌跡を完璧に映し出す鏡であり、ロックミュージックの可能性を再定義した証でもあります。
Jack Whiteのギターと歌声、Meg Whiteのシンプルながらも効果的なドラミングが生み出す化学反応は、今聴いても色褪せることがありません。
ガレージロックの真髄を体現し、後世に残る名曲の数々を生み出したTHE WHITE STRIPESの遺産は、このアルバム一枚で体感できるでしょう。

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