荒々しさとエンターテイメント性を兼ね備えた伝説のバンド、Kings Of Nuthin’の代表作「FIGHT SONGS」をご紹介します。スウィング、ロカビリー、パンクを融合させた独特のサウンドと、酒焼けした渋いボーカルが特徴的な彼らの音楽は、ライブでは観客を熱狂の渦に巻き込みました。サックスに火をつけるパフォーマンスでも知られる8人組バンドの魅力が詰まった、2002年リリースの傑作アルバムを紹介します。
ジャケットデザイン
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音楽スタイル
スウィング、ロカビリー、パンクを融合させた独特のサウンドと、酒焼けしたシャガレ声のボーカルが特徴です。
アップライトベース、サックス、ピアノ、ウォッシュボードなどの楽器を使用し、エネルギッシュで陽気なパーティーチューンを聞かせてくれます。
ライブではサックスに火をつけるなど、荒々しくもエンターテイメント性の高いライブが魅力です。
おすすめポイント3選
①ロカビリー、スウィング、パンクロック、ブルースなどを融合させた独自のサウンド。
②「Drive All Night」や「Fight Song for Fuck Ups」など、ライブでも人気の高いトラックが収録されています
③The Meteors、Tiger Armyがお好きな方にはおすすめ
Fight Songs
アルバム基本情報
作品名:FIGHT SONGS
アーティスト名:Kings Of Nuthin’
発売年:2002年
レーベル: Disaster Records
総再生時間:37分46秒
収録曲数:15曲
■収録曲
1.Intro/New Thing Nothin’
2.Shit Out of Luck
3.Waitin’ to Leave
4.Nuthin’ to Lose
5.Where Do We Go?
6.The Kids Will Have No Say
7.La Chupacabra
8.Greasy Corpse
9.Drive All Night
10.Iron Out The Irony
11.Callin’ to Let You Know
12.All I’ve Lost
13.Nailhead
14.Another Year
15.11 To 3
16.Fight Song For Fuck Ups
2002年にリリースされた2ndアルバムであり、バンドの代表作です。
「Forever After」「Shit Out Of Luck」「Nuthin’ To Lose」「Where Do We Go?」「The Kids Will Have No Say」が収録されており、ライブでの定番曲も多く収録されております。
その他にも、多数の超絶シンガロングソングが収録されてます。
個人的には、収録曲の「Waitin To Leave」や「Fight Song for Fuck-Ups」が特に好きです。
アルバムタイトルの邦題「喧嘩上等!」でもおわかりいただけると思いますが、アグレッシブな内容となっております。
Fight Songs
バンド概要
BOSTON出身の8人組ロカビリー・パンク・スウィングバンドです。 地元ボストンを中心にアメリカ国内外でツアーを行い、ユニークな音楽スタイルで注目を集めました。 2000年にファーストアルバム「GET BUSY LIVIN’ OR GET BUSY DYIN’」をリリース。 2002年にはバンドの知名度を高めたセカンドアルバム「FIGHT SONGS」をリリース。 2005年には、SWING系のバンドでは稀とも言えるPUNKのカバー・アルバム「PUNK ROCK RHYTHM & BLUES」をリリース。 2010年には「OLD HABITS DIE HARD」をリリース。 バンドは順調でしたが、2013年にTORR SKOOG (Vo.)が亡くなってしまいました。死因は原因不明です。 その後、バンドは解散してしまいました。
■主要メンバー
・TORR(Vo.)
・SLICK(Sax.)
・NECRO(Sock Washer.)
・LIAM(Dr.) ・SPIKE(Ba.)
・TOMMY(Tenor Sax.)
・JUSTICE(Gt.)
・ZACK(Piano.)
まとめ
「FIGHT SONGS」は、パンクロックとスウィングを混ぜた、とても元気な音楽アルバムです。8人のメンバーが作り出す迫力のある演奏と、ボーカルTORR SKOOGのハスキーな歌声が特徴的でした。
ライブでは、サックスに火をつけるような派手なパフォーマンスで観客を楽しませ、多くのファンを魅了しました。2013年にボーカルのTORR SKOOGが亡くなり、バンドは解散してしまいましたが、このアルバムは今でも多くの人々に愛され続けています。
パーティーで盛り上がれる明るい曲から、反抗心むき出しのパンクロックまで、様々な魅力が詰まった一枚です。Kings Of Nuthin’が残した最高の作品として、音楽ファンの間で語り継がれています。
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